死のうとしてたのに野良猫を保護してしまった話
忘れやすいから記憶記録として形に残しておこうと思う。備忘録。
こういう時にブログって使えるね。2年も更新してなかったのか。うわぁ。お久しぶりです。
2年前の私へ。楽しそうだなくそったれ!
いろいろあって毎日死にたい日々が続いていて、死のう……もう死のうか……ってしてた
…………ら
2016/11/18 猫に出会った。
その日も散々泣いた後の起床だったので、寝起き早々鬱々。
うう、カーテン開けて、日光浴びなきゃ……せめて少しでもこういうとこから真人間にならなきゃ……あぁ、でもなんか動けない……いやでもほら……
みたいな葛藤を繰り返し、10分後にやっとカーテン開けたら
猫 が い る
なんていえばいいのだろう、舌打ちじゃ無いけど舌打ちに似てるやつ
舌と上顎で「ト、ト、ト」って音出せるじゃん?
猫を見るとついついやっちゃうんだよね。
一瞬はこっちを見てくれる。一瞬は。でもその後は無視されるか逃げられるか。
試しに今回もやってみた
こ っ ち 来 た
え!?ちょ、ちょっと、え!?待って待って待っ
と、呼んでおいて本人がパニクる。これはひどい。
ダッシュで猫のカリカリ買ってきて試しにあげてみたら、うちに通うようになった。
12月中旬
やはり毎日1回はうちにやって来る。
その度にご飯をあげる。
食べたい分を食べてくつろぎ、満足したら帰っていく。
飼うわけでも無いのにこうしてご飯をあげたりすることに対して
無責任だのどうだのって葛藤はずっと止まらなかった。
時期が夏ならそこまで悩むこともなかったかもしれない。
だってちょうど真冬……。
動物を舐めているかもしれないけどめっちゃくちゃ寒いじゃない……。
うちで少しの間でも寒さや風を凌いで欲しいって思ってしまって。
エゴだろう。
しかもごみ捨て場を荒らしていた猫かもしれないってことも知り、食べることに困っているかもしれない猫を放っておけなかった。
完全にエゴだ。
最初こそ「わー猫だ!野良が私の前でご飯食べてくれてる。はー大変めんこいわこりゃ…!」
ぐらいしか思ってなかったのが
この頃からだんだん「保護したげたい……」という気持ちになってしまう。
しかしすぐに行動を起こすことはできなかった。
なぜかって
今の私に経済的な能力が無いからだよ!!!!!!!
まあいろいろあるけど死のうとしてた原因のひとつでもある。ぶっちゃけ今も死にたい
そんなわけで
保護してもこの猫を余計に不幸にさせるだけなんじゃないか
↓↑
いやしかし凍死でもしちゃったらどうしよう
とループしてしまう。
悩んで悩んで悩みまくって
2016/1/18
「ええいどうせ死ぬんだから猫どうにかしてから死ぬぞ!!たくさん怖い思いしたのか人懐こくはないけど、これだけ可愛いんだからもしいざ里親となってもきっと見つかる大丈夫。行動しなかった後悔より行動した後悔じゃオラァ」
と捕獲して病院に連れて行くことに。
5種混合ワクチンと去勢手術に爪切りもしてもらい、翌日迎えに行く。
保護前後で相談に乗ってくれてた猫飼いの友人から
「野良猫を保護して去勢手術してくれて助かりますって里親会の人が喜んでたよ!」
ということを聞き
(ああ完全に間違ってる行動って訳じゃあ無かったのか)と少し安堵。
自分で選択してとった行動が他人に肯定された ということが久々で泣きそうになった。というか泣いた。
まあもっとも猫サイドからしたら幸せなことなのかということについて考えてしまうと……うーん。何も言えない。
ちなみにその里親会のえらい方曰く、捨て猫が増えていて困っているそうな。動物を飼いたいときはペットショップじゃなくて保護団体にまず足を向けて欲しいとのこと。
うわ、結構長くなってしまった。帰宅後の話は分けて書くか。